ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
心との付き合い方

貪

とん

欲しいものを、際限なくつかもうとする働き。

ひとことで

欲しいものを、際限なくつかもうとする働き。

三毒の一つで、むさぼりを表します。貪欲とも呼ばれ、ものや評価などへの執着と関わります。

暮らしの中で考える

手に入れても、すぐ次が欲しくなるとき。

欲しかった物を買ったのに、すぐ別の物と比べてしまう。必要を満たすことと、比較が続いて満足できないことを分けてみます。

買う前に、何に困っているのかを確かめる。知足と結びつけて考えられる日常の例です。

ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。

仏教での意味と背景

貪は瞋・痴とともに三毒に数えられます。渇愛とも関わりますが、あらゆる欲求を一つの語にまとめるわけではありません。

誤解しやすいところ

必要なものを求めることを一律に責めません。

食事や休息、住まいの必要を確保することと、際限ないむさぼりは区別して考えます。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

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