ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
心との付き合い方

渇愛

かつあい

渇きを満たすように、対象や状態を求め続けること。

ひとことで

渇きを満たすように、対象や状態を求め続けること。

四諦の集諦に関わる語です。欲しいものや望むあり方に満足を求め、つかもうとする心の働きを表します。

暮らしの中で考える

認められたあとも、不安になるとき。

褒められて安心したのに、次も褒められないと不安になることがあります。評価を得る喜びと、それを保ち続けたい思いを分けて見ます。

穴のある容器に水を注ぎ続けるように、満足がすぐ足りなくなる感覚をたとえにできます。容器の話は編集上の例です。

ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。

仏教での意味と背景

渇愛は苦の生起と結びつけて説かれます。執着や輪廻との関係も持つため、単なる買い物の欲望だけに限りません。

誤解しやすいところ

願いを持つことすべてを否定しません。

必要な生活や学びへの意欲と、つかみ続けて苦を生む働きを区別して考えます。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

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