ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
仏教の始まり

集諦

じったい

苦が生じる原因を示す真理。

ひとことで

苦が生じる原因を示す真理。

四諦の一つで、渇愛など、苦を生む条件に関わります。苦諦で示される苦がどこから生じるかを考える位置にあります。

このことばから見えてくること

出来事と、それをつかむ心へ。

集諦を読むと、苦の説明が結果だけで終わらず、その成り立ちへ向かうことが分かります。

例えば比較がつらいとき、他人の成績という出来事と、「常に上でいたい」という思いを分けて考えると、見直せる条件に気づく場合があります。

仏教での意味と背景

初期仏教の四諦では、渇愛が苦の原因として説かれます。無明や執着などとの関係も、教えの文脈に沿って考えます。

誤解しやすいところ

苦しむ人の責任を決める語ではありません。

病気や被害などを、その人の欲望だけで説明してはいけません。具体的な原因や支援も必要です。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

仏教ことば辞典に戻る