ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
心との付き合い方

痴

ち

物事のあり方を見誤り、迷う心の働き。

ひとことで

物事のあり方を見誤り、迷う心の働き。

三毒の一つです。仏教語の愚痴は、単に不満を口にすることだけを指さず、真理に暗い心を表します。

暮らしの中で考える

一つの失敗で、すべてを決めてしまうとき。

一度うまくいかなかっただけで、「自分は何をしても失敗する」と考えたら、その判断にどんな根拠があるかを確かめます。

出来事と、その出来事に加えた評価を分ける。見誤りに気づく日常の例です。

ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。

仏教での意味と背景

痴は無明とも関わる語で、智慧による理解と対照されます。ここでは三毒の文脈で紹介しています。

誤解しやすいところ

知識が少ない人への侮辱ではありません。

学歴や知能を評価する語ではなく、自分にも生じる見誤りを考える語です。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

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