ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
心との付き合い方

正見

しょうけん

苦とその原因を、思い込みに頼らず理解する見方。

ひとことで

苦とその原因を、思い込みに頼らず理解する見方。

八正道の一つで、四諦などを理解することに関わります。何を事実として捉え、行為が何につながるかを見極める出発点です。

暮らしの中で考える

返信が来ない理由を決めつけそうなとき。

「返信がないから嫌われた」と思ったら、確認できる事実は返信がまだないことだと整理します。忙しい、見ていないなど、別の条件もありえます。

相手の気持ちを当てることより、分かることと推測を分ける。暮らしの中で見方を確かめる例です。

ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。

仏教での意味と背景

正見は正思惟などと結びつき、苦からの解放を目指す理解です。単なる楽観的な考え方ではありません。

誤解しやすいところ

自分だけが正解だという主張ではありません。

他人の意見を退けるための語にせず、判断を支える根拠と、見落とした条件を確かめます。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

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