ひとことで
嘘や傷つける言葉を離れ、ことばの使い方を整えること。
八正道の一つで、虚偽、仲を裂く言葉、粗暴な言葉、無益なおしゃべりなどを離れる実践として説明されます。
暮らしの中で考える
確かでない話を広めそうなとき。
驚く話を見つけると、誰かにすぐ送りたくなります。事実か分からない部分をそのまま断定していないか、送ることで誰が傷つくかを考えます。
分からないことは分からないと伝え、必要なら確かめる。話す内容と、その影響を見直す例です。
「これは未確認なので、事実としては伝えられない」と一言添える。正語を、話す勇気だけでなく、断定を控える選択と結びつける例文です。
ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。
仏教での意味と背景
正語は、身の行いに関わる正業や、暮らしの手段に関わる正命とともに、倫理的な実践として位置づけられます。正しさを知る正見などともつながっています。
誤解しやすいところ
「正しいことなら何を言ってもよい」ではありません。
事実を含む言葉でも、相手を辱めるために使うことがあります。暮らしでは、内容に加えて、目的や伝える場面を考える余地があります。
今日、考えてみること
今伝えたいことは、確かなことと推測に分かれていますか。
答えを急がず、思い浮かべてみてください。