ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
人との関わり

正語

しょうご

嘘や傷つける言葉を離れ、ことばの使い方を整えること。

ひとことで

嘘や傷つける言葉を離れ、ことばの使い方を整えること。

八正道の一つで、虚偽、仲を裂く言葉、粗暴な言葉、無益なおしゃべりなどを離れる実践として説明されます。

暮らしの中で考える

確かでない話を広めそうなとき。

驚く話を見つけると、誰かにすぐ送りたくなります。事実か分からない部分をそのまま断定していないか、送ることで誰が傷つくかを考えます。

分からないことは分からないと伝え、必要なら確かめる。話す内容と、その影響を見直す例です。

「これは未確認なので、事実としては伝えられない」と一言添える。正語を、話す勇気だけでなく、断定を控える選択と結びつける例文です。

ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。

仏教での意味と背景

正語は、身の行いに関わる正業や、暮らしの手段に関わる正命とともに、倫理的な実践として位置づけられます。正しさを知る正見などともつながっています。

誤解しやすいところ

「正しいことなら何を言ってもよい」ではありません。

事実を含む言葉でも、相手を辱めるために使うことがあります。暮らしでは、内容に加えて、目的や伝える場面を考える余地があります。

今日、考えてみること

今伝えたいことは、確かなことと推測に分かれていますか。

答えを急がず、思い浮かべてみてください。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

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