01ひとことでいうと
目標に近づいているかを確かめる、重要な指標です。Key Performance Indicatorの略で、集められる数字のすべてをKPIにする必要はありません。
最終目標が「月の利益を増やす」なら、問い合わせ数だけでなく受注率や一件あたりの利益にも関係があります。担当者が改善できる行動と結びつき、見た結果で判断が変わる数字を少数選びます。目標値は現状、能力、費用を踏まえて置きます。
02実務では、こう使う
架空の実務例 · 制作事務所
月の受注売上を目標にして、相談件数と相談からの受注率を追います。仮に相談20件、受注率25%、平均受注額10万円なら、受注売上は50万円です。これは関係を整理するための仮定です。
相談が増えても売上が伸びないときは、相性の悪い案件や見積もりの伝え方を調べます。同時に案件ごとの作業時間と粗利を見ます。単に相談数を増やす判断と、利益を増やす判断を混同しないためです。
03実務で効く、小さな工夫
受注率の分母を相談件数にするのか、見積もり提出件数にするのかを決めます。対象期間、除外条件、更新担当もそろえます。
基準を下回ったら何を確かめるのかを書きます。数字の上下を報告するだけの会議から、原因と対応を考える場へ変えられます。
04今日やること · 一つ試してみる
YOUR NEXT STEP · 10 MINUTES
KPI運用シート
- 最終目標と期限を一つ決める
- 結果に関係する指標を二つ選ぶ
- 定義・担当・確認日・次の対応を記録する
入力・チェック内容は送信・保存されません。必要な内容はコピーしてお使いください。
05よくある勘違い
- フォロワー数や閲覧数が増えても、受注や利益につながるかは別です。
- 目標を増やしすぎると、何を優先するかが曖昧になります。
- 数字を達成するために、品質や顧客との関係を損なわないようにします。
07出典と編集メモ
- OpenStax · Marketing Plan Progress Using Metrics ↗ — 目標に関係する重要な指標の位置づけを確認。
参考資料で用語の定義を確認し、本辞典の言葉で説明しています。実務例・Tips・記入シートは独自の編集原稿です。登場する事業や数字は架空の例で、特定の事業の成果や業界標準値を示すものではありません。確認日:2026年10月6日。
