ことば辞典ことばから、世界がひらく。マーケティングことば辞典
奥の市場のお店で、赤いスカーフと青緑のリュックの旅猫が、かごを持って商品を選んでいる斜め後ろ姿

CPA

Cost per action / Cost per acquisition / 獲得単価

定めた成果一件あたりにかかった費用。何を成果とするかの確認が必要。

利益・リピート

しーぴーえー · 読む目安 約6分 · 更新:2026年10月6日

01ひとことでいうと

購入や問い合わせなど、定めた成果一件を得るためにかかった費用。

CPAは、Cost Per Action / Cost Per Acquisition の略として使われます。「何を成果に数えたか」で意味が変わるので、購入CPA、問い合わせCPAのように名前を付けて使いましょう。

CPA = 対象の費用 ÷ 対象の成果件数

このページでは、費用を「広告費」、成果を「広告に帰属した購入件数」とします。顧客全体の獲得費用を扱うCACとは費用範囲・分母が異なります。

02数字で見る、実務例

架空の実務例 · 雑貨のネットショップ/同一月の計測値

広告費60,000円
購入件数20件
購入CPA3,000円

60,000円 ÷ 20件 = 3,000円。同じ広告費で問い合わせが60件あった場合、問い合わせCPAは1,000円です。しかし、1,000円で一人の購入者を獲得したわけではありません。

成果の定義が違うと、CPAも変わる
成果件数CPA
問い合わせ60件1,000円
購入20件3,000円

仮に一注文の売上が8,000円、原価を引いた粗利が4,000円なら、広告費を引いた残りは1,000円。ここから送料・決済手数料・人件費なども必要です。CPAだけでは、利益が残るかは判断できません。

03実務で効く、小さな工夫

TIPS · 安いCPAより、同じ条件で比較する

期間、成果の種類、計測方法、広告の帰属ルール、費用範囲をそろえます。問い合わせCPAが安くても、受注につながらなければ商売の成果は増えません。

TIPS · 判断の前に、計測と利益を確かめる

購入の重複計測、キャンセル、成果が付くまでの時間差を確認します。次に粗利と追加費用から使える広告費を考え、少ない件数の上下だけで予算を急に変えないようにします。

04今日やること · 自分のCPAを出す

TRY IT · YOUR NUMBERS

CPAの計算ツール

同じ期間・同じ広告の数字を入れてください。入力内容は送信・保存されません。

購入CPA:3,000円

60,000円 ÷ 20件。利益や顧客獲得費用全体を表す数値ではありません。

チェック・入力内容はページを閉じると消えます。必要な内容はコピーしてお使いください。

05よくある勘違い

  • CPAが低ければ、必ず黒字。商品ごとの粗利・送料・対応費用で、使える広告費は変わります。
  • 成果0件ならCPAは0円。ゼロで割ることはできません。「未算出」として、費用と件数を併記します。
  • 購入件数は新規顧客数と同じ。リピーターや同じ人の複数購入を含む場合があります。

07出典と編集メモ

Google 広告での定義を参照しつつ、費用範囲を明記しています。金額・件数・ネットショップの例・Tips・記入シートは編集部が作成した仮定です。業界の標準値ではありません。確認日:2026年10月6日。