ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
人との関わり

四摂法

ししょうぼう

人との関わりを支える、四つの実践。

ひとことで

人との関わりを支える、四つの実践。

布施・愛語・利行・同事からなります。相手を支え、関係を育てる行いとして、大乗仏教や曹洞宗の教えで語られます。

暮らしの中で考える

初めて参加した人を迎えるとき。

必要な資料を渡す、声をかける、困りごとを手伝う、一緒に作業する。相手が安心して加われるように、複数の関わり方を考えます。

これは四つの実践を暮らしに結びつける一例です。相手を自分の都合で動かす方法にしません。

ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。

仏教での意味と背景

曹洞宗では道元の教えを背景に四摂法が重んじられます。利行は利他と関わり、同事は自他を隔てない姿勢として説明されます。

誤解しやすいところ

人をうまく操るための技術ではありません。

相手の望みや同意を確かめ、助ける側の思いだけで関係を進めません。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

仏教ことば辞典に戻る