ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
心との付き合い方

五蘊

ごうん

心身の経験を、五つのまとまりから見ることば。

ひとことで

心身の経験を、五つのまとまりから見ることば。

色・受・想・行・識の五つです。身体などの物質的側面、感受、認識、心の形成作用、意識という側面から、経験を考えます。

暮らしの中で考える

「嫌な気持ち」を、少し分けてみる。

嫌なメールを読んだとき、身体がこわばる、嫌な感じがする、内容を受け取る、返したい思いが動くなど、複数の側面があります。

これは経験が一枚岩ではないと考える例です。五蘊を五つの時間順の段階に当てはめる説明ではありません。

ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。

仏教での意味と背景

五蘊は無常や無我、執着の説明と関わります。固定した自分を一つの塊として捉える見方を問い直します。

誤解しやすいところ

身体を五つの部品に分解する話ではありません。

五つは経験を考える分類です。医学的な臓器や心理検査の分類と同じではありません。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

仏教ことば辞典に戻る