ひとことでいうと
情報を受け取り、意味をつかみ、覚えたり考えたりする心の働き。知覚・記憶・推論・判断などを含む広いことばです。
たとえば、こんな場面
この辞典の独自の架空例
駅で案内板を見て、目的地の名前を探し、乗り換えを思い出してホームを選ぶ。文字を読む、必要な情報を選ぶ、経路を考えるという複数の働きがつながっています。どこで迷ったかによって、必要な助けも変わります。
もう少し詳しく
「知っている」という結果だけでなく、知るまでの過程にも目を向けます。目に入ったものを見分け、以前の経験と結びつけ、次の行動を考えることも認知に含まれます。
認知は一つの能力の名前ではありません。何を見たか、何を覚えていたか、どう判断したかを分けると、同じ出来事への理解の違いを考えやすくなります。ここでは心の働きの総称として扱います。
似たことばとの違い
認知
知る・理解する働き全体を指す広い概念。
知覚
感覚から物や出来事を意味のあるまとまりとしてとらえる働き。認知の一部として考えられます。
よくある誤解
認知は「正しい考え」の別名ではありません。理解や判断の過程を指すため、誤りや迷いも対象になります。人の能力を一度の失敗で評価するためのことばではありません。
立ち止まって、考える
日常で気づくヒント
最近迷った場面を一つ思い出し、「見つける・覚える・判断する」のどこで止まったか考えてみましょう。
正解を採点する問いではありません。自分の経験を振り返るための入口です。
出典と編集メモ
- APA Dictionary of Psychology · cognition ↗
American Psychological Association
確認した内容:知覚・記憶・判断などを含む認知の範囲
検索サービスに収録された当該項目の定義本文を確認。原著論文全文の確認ではありません。 確認日:2026-10-07
定義・説明は上記資料で扱う範囲を確認し、独自の日本語で執筆しました。日常例と問いは本辞典の創作で、原典の実験や効果の検証結果ではありません。関連する分野への接点も編集上の提案です。本文更新:2026-10-07。
