ひとことで
求めても、望むものが得られない苦。
四苦八苦の一つです。努力しても結果を選びきれず、欲しいものや状態を得られないことによる苦を表します。
暮らしの中で考える
願った結果にならなかったとき。
応募や試験で、望んだ結果が出ないことがあります。結果の価値と、自分自身の価値を一つにしていないか、少し分けて考えます。
何を望んでいたのかを確かめ、別の方法を試すか、いったん休むかを選ぶ。願いを持ちながら、結果との付き合い方を考える例です。
努力は種をまくことにたとえられますが、天候まで選ぶことはできません。工夫できる部分と、結果を選べない部分を分けるためのたとえです。
ここでは、ことばを暮らしに結びつける一例として紹介します。
仏教での意味と背景
求不得苦は、別れの苦や望まない人に会う苦などとともに八苦に数えられます。「ぐふとくく」のほか「ぐふとっく」と読む資料もあります。
誤解しやすいところ
努力が無意味だと決めることばではありません。
得られなかった原因を必ず心の持ち方だけに求めるわけではありません。環境や他者の判断も関わります。願いを捨てることを一律に求めるものでもありません。
今日、考えてみること
得たい結果の奥にある、大切にしたいことは何でしょう。
答えを急がず、思い浮かべてみてください。