ひとことでいうと
自分の特徴やあり方を、どの程度肯定的・価値あるものとして評価しているか。特定の課題をできそうだという見通しとは異なります。
たとえば、こんな場面
この辞典の独自の架空例
料理を失敗した人が、「今日は手順を間違えた」と考えることと、「自分には価値がない」と考えることは、評価の範囲が違います。この例は得点をつけるためではなく、一つの行動と自己評価を分けるためのものです。
もう少し詳しく
自分についての理解に、どのような評価が加わっているかを見ることばです。身体についての見方、成し遂げたことや価値観など、多様な自己理解と関わります。
日常語の「自己肯定感」は使われる範囲が一定ではないため、この辞典では完全な同義語として置き換えません。検索の入口には使い、本文では自尊感情として何を説明しているかを明示します。
似たことばとの違い
自尊感情
自分への肯定的な評価の程度に注目します。
自己効力感
ある条件で行動を実行できそうかという見通し。自分への評価と課題の見通しを分けます。
よくある誤解
一つの発言だけで、その人の自尊感情の高さを測ることはできません。自分をほめればあらゆる問題が解決するという説明にも結びつけないようにします。
立ち止まって、考える
日常で気づくヒント
一つの出来事への評価が、いつの間にか自分全体への評価になっていないか考えてみましょう。
正解を採点する問いではありません。自分の経験を振り返るための入口です。
出典と編集メモ
- APA Dictionary of Psychology · self esteem ↗
American Psychological Association
確認した内容:自己概念に含まれる特徴への肯定的な評価
検索サービスに収録された当該項目の定義本文を確認。原著論文全文の確認ではありません。 確認日:2026-10-07 - APA Dictionary of Psychology · self efficacy ↗
American Psychological Association
確認した内容:特定の状況での能力に関する主観的見通し
検索サービスに収録された当該項目の定義本文を確認。原著論文全文の確認ではありません。 確認日:2026-10-07
定義・説明は上記資料で扱う範囲を確認し、独自の日本語で執筆しました。日常例と問いは本辞典の創作で、原典の実験や効果の検証結果ではありません。関連する分野への接点も編集上の提案です。本文更新:2026-10-07。
