ひとことでいうと
相手の立場からその人の経験を理解したり、感じ方を自分にも感じたりすること。意見への賛成や、助ける行動とは区別できます。
たとえば、こんな場面
この辞典の独自の架空例
友人が予定の変更を残念がっています。自分は変更を気にしなくても、「楽しみに準備していたから残念なのかな」と相手の視点を考え、確かめます。変更に反対するかどうかとは別に、経験を理解する入口があります。
もう少し詳しく
自分ならどう思うかを、そのまま相手の気持ちとして扱わないことが大切です。相手の視点を理解しようとすることと、自分の経験を重ねることの違いを考えます。
共感したことだけで、相手の本心が正確にわかるとは限りません。理解を確かめる余地があります。仏教の慈悲とは接点を考えられますが、苦しみを除こうとする教えの目的や位置づけを、人の経験を理解する概念と同一にしません。
似たことばとの違い
共感
相手の経験を、その人の視点から理解したり感じたりすること。
賛成・援助
意見を支持すること、実際に助けること。共感からつながる場合はあっても、同じ意味ではありません。
よくある誤解
同じ感情になれないと共感できない、とは限りません。また、共感したつもりでも、相手に確認せず気持ちを決めつけないようにします。
立ち止まって、考える
日常で気づくヒント
誰かの気持ちを説明するとき、本人から聞いたことと、自分が推測したことを分けてみましょう。
正解を採点する問いではありません。自分の経験を振り返るための入口です。
出典と編集メモ
- APA Dictionary of Psychology · empathy ↗
American Psychological Association
確認した内容:相手の視点からの理解や代理的な経験。援助の動機との区別
検索サービスに収録された当該項目の定義本文を確認。原著論文全文の確認ではありません。 確認日:2026-10-07
定義・説明は上記資料で扱う範囲を確認し、独自の日本語で執筆しました。日常例と問いは本辞典の創作で、原典の実験や効果の検証結果ではありません。関連する分野への接点も編集上の提案です。本文更新:2026-10-07。
