ひとことでいうと
情報の受け取り方や判断に生じる、一定の方向への偏り。確証バイアスやアンカリングなど、異なる仕組みを含む総称です。
たとえば、こんな場面
この辞典の独自の架空例
新しいサービスを選ぶ会議で、最初に見た価格だけを基準に割安だと感じ、さらに良い評価だけを集めていました。価格の基準と情報収集は、別々に振り返れます。一つの名前で人全体を説明しないことが大切です。
もう少し詳しく
判断の結果が違うというだけで、偏りがあるとは言えません。どの情報を使い、どの基準と比べ、どんな傾向が現れたかを見る必要があります。
認知バイアスは一種類の性格ではありません。情報の探し方や最初に示された値など、判断する条件にも目を向けます。知識として名前を覚えることと、自分の判断を具体的に確かめることは別の作業です。
似たことばとの違い
認知バイアス
複数の判断の偏りをまとめて指すことば。
確証バイアス
自分の予想に合う証拠を重く扱う、情報収集・評価に関わる傾向。
よくある誤解
意見が違う相手を「バイアスのある人」と判定する道具ではありません。自分にも同じ問いを向け、前提や情報の違いを確かめる必要があります。
立ち止まって、考える
日常で気づくヒント
最近の判断で、最初に何を見たか、あとから何を探したかを分けて思い出してみましょう。
正解を採点する問いではありません。自分の経験を振り返るための入口です。
出典と編集メモ
- Psychology 2e · problem solving ↗
OpenStax / Rose M. Spielman, William J. Jenkins, Marilyn D. Lovett · 2020年
確認した内容:判断の偏りの具体例。認知バイアスの全分類を網羅する資料ではない
教科書の該当節を確認。原著実験の全文読了を意味しません。 確認日:2026-10-07 - APA Dictionary of Psychology · confirmation bias ↗
American Psychological Association
確認した内容:既存の予想を支持する証拠を重視する傾向
検索サービスに収録された当該項目の定義本文を確認。原著論文全文の確認ではありません。 確認日:2026-10-07 - APA Dictionary of Psychology · anchoring bias ↗
American Psychological Association
確認した内容:初期値への過度の重みづけ
検索サービスに収録された当該項目の定義本文を確認。原著論文全文の確認ではありません。 確認日:2026-10-07
定義・説明は上記資料で扱う範囲を確認し、独自の日本語で執筆しました。日常例と問いは本辞典の創作で、原典の実験や効果の検証結果ではありません。関連する分野への接点も編集上の提案です。本文更新:2026-10-07。
