ことば辞典ことばから、世界がひらく。仏教ことば辞典
袈裟を着た白と茶色の旅猫が、湖畔のお寺へ歩いていく後ろ姿
仏教の始まり

戒律

かいりつ

出家者の共同生活と修行を支える、行いの規範。

ひとことで

出家者の共同生活と修行を支える、行いの規範。

戒は行為を律する規範、律はとくに僧伽の生活や運営を定める規則と、その伝承に関わります。合わせて戒律と呼ばれます。

このことばから見えてくること

共同体には、教えと暮らしの約束がある。

戒律を知ると、仏教の教団が、同じ考えを持つ人の集まりだけでなく、実際の共同生活を営んできたことが分かります。

僧伽や結集と合わせて読むと、教えだけでなく、生活の規則も受け継がれたことが見えてきます。

共同の道具を使う際に、困りごとが起きてから使い方を決め直す場面を思い浮かべられます。共同体と規則の関係を考える例で、日常の規則と律の宗教的な伝承を同一視しません。

仏教での意味と背景

仏教の伝承では、共同体で起きた問題に応じて規則が定められたとされます。戒律の内容や運用は、地域や伝統、在家と出家の別によって異なります。

誤解しやすいところ

すべての仏教徒に、同じ規則がそのまま当てはまるわけではありません。

在家の戒と、出家者の律を区別します。現代の日本の僧侶の制度を、古代の規定と一律に比較して善悪を決めるための項目でもありません。

出典

暮らしの例と問いかけは、編集上の提案です。解説は資料を参照してまとめており、経典の逐語訳ではありません。

更新:2026-10-05 / 編集方針

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