もう少し詳しく

業務に合う回答形式や特定の課題への対応を学ばせる方法です。プロンプトで指示を加える場合と違い、学習によってモデルのパラメーターの全部または一部を更新します。

ファインチューニングは、汎用モデルを特定の文体、形式、分類課題などへ適応させるために発展しました。データの量だけでなく、望ましい例と避けたい例の品質、元の能力を失わないための評価、更新後の運用方法を設計します。

HISTORY

開発された年代と歴史

この用語を大きな流れで見ると、1990年代〜現在に発展してきました。

  1. 1990年代転移学習として、既存モデルを別の課題へ適応する研究が進んだ。
  2. 2018BERTなどの事前学習モデルをタスク別データで調整する方法が広がった。
  3. 2021〜LoRAなど、少ない追加パラメーターで調整する手法が普及。

キーマン・関わった研究者

Yoshua Bengio、Jacob Devlin、Edward Huら、転移学習研究者

技術の変遷

タスク専用モデル → 事前学習+全体調整 → PEFT・LoRA

理解のポイント

  • 学習済みモデルのパラメーターの全部または一部を、追加のデータで更新します。
  • 指示や例を入力するだけの方法と違い、回答形式などの振る舞いを学習によって調整します。
  • 資料を随時更新して参照させたい場合はRAGとも比較し、学習させたい能力と参照させたい情報を分けます。
FOR EXAMPLE

たとえば、こんな場面で

望ましい問い合わせ回答の例を使い、回答の形式をそろえる方向に調整します。

覚えておきたいこと

最新資料を参照したい場合は、追加学習だけでなくRAGなどの方法も比較します。

参考資料

Hugging Face — Fine-tuning